おはようございます。
本日は、私の印象に残っている文芸作品をご紹介します。
その作品とは、『チボの狂宴』 (邦題)。
この作品は後にノーベル文学賞を受賞するペルー出身の作家、マリオ・バルガス・リョサが2000年に発表した長編小説です。
日本ではあまり馴染みの無い、ラテンアメリカ文学というカテゴリーに分類され各国で翻訳され話題となりました。
この作者の得意とする組み立ての一つに、時間や舞台設定が異なる複数の話が本の中で同時進行されて、やがてクライマックスに向かっていくという特徴があります。
読み手の感覚としては、知らず知らずの内にストーリーのうねりに引き込まれて気が付けば魅了されている…といった所でしょうか。
小説の舞台が、これまた日本ではマイナーなドミニカ共和国!
しかしながらテーマは、ごく最近の話で読みやすいと思います。
あまり書くと、”ネタバレ”になってしまいますので内容を書くのは控える事にしましょう。
ご興味の方は是非、ご一読下さい。
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