スーパー・チューズデー

おはようございます。

あっと言う間に年が明けて、2月の末になりました。

行く一月、逃げる二月、去る三月・・・と言いますが、時間の経過は早いものです。

 

さて今年は、アメリカで一大政治イベントである合衆国大統領選挙が行われます。

それに先立ち、全米各地で予備選挙、党員集会が行われており日本の各紙でも連日選挙戦の記事を取り上げています。

 

今回の選挙は所謂『濃い』候補者が支持率を伸ばしていて、非常に興味深い情勢となっています。

最大17人もの候補者が乱立した共和党では、不動産王でありまた”暴言王”とも言われるドナルド・トランプ氏が予備選に入っても勢いを維持しています。

穏健派の主流と言われていたジェブ・ブッシュ氏が撤退の意思を表明したことが、今後どの様に選挙戦に影響してくるのか面白い所です。

勿論、民主党の方もエスタブリッシュメント(既存勢力)の象徴であるヒラリー・クリントン氏がどんな戦いを展開するのか興味は尽きません。

 

来る3月1日は、南部を中心に多くの州で予備選挙が一斉に行われる『スーパー・チューズデー』です。

この日は、選挙戦前半の大きな山場でほぼ大勢が決すると言っても過言では無いでしょう。

なぜ『スーパー』な『火曜日』なのかというと、その昔アメリカ建国の頃人々は馬車で集会所・投票所に向かいました。

元来、キリスト教では日曜日は安息日であるとされもし選挙が月曜日に行われると安息日である日曜日に移動する事になり、月曜日ではなく火曜日に投票するというのが習慣となったそうです。

 

日本とは異なる選挙システム、選挙中の雰囲気はアメリカ在住経験の無い私は一度は味わってみたいものです。

もっとも、外から見ているから面白いという面もあるかも知れませんが・・・(笑)