生き抜く”チカラ”

おはようございます。

 

今日は朝から気持ちの良い晴れ間が広がっています。

春休みにも入り、休日を楽しむ家族も多いのではないでしょうか。

 

ここ最近、しばしばニュースで目にするのがいわゆる「センター試験改革」という構想です。

政府の方針としては、暗記中心のマークシート一発試験から柔軟な思考を重視し考える能力を問う新試験へと変更になるようです。

実施に向けての会議は予想通り、様々な方面からの思惑が入り乱れていて今現在は話がまとまるには程遠い状態です。

 

個人的にも、人生の行く先に大きく影響する試験がマークシートのみの回答で暗記した内容を限られた時間でとにかく吐き出す能力を競う様な形態になっているのは疑問です。

受験までの学生個人の努力を問う、という側面では大いに意義はあるでしょう。

しかし、大学に入り、そして社会に出ていく中で、答えの有る問いに向かって進んでいくというケースは徐々に無くなっていきます。

逆に答えの無い問いに向かって、自らの力で道を切り開かなければならないシーンが幾度となく訪れます。その時にいかに自分で状況を客観的に判断して、納得のいく決断をするかが問われます。

 

試験の変更に伴い、学校や塾でも受験対策にはこれまでにない試みが多くなるでしょう。

集団でチームになってのディベートや発表、自分の考えを記述する練習など当塾でも取り入れていきたいと考えています。

「書く」事と「読む」事、そして「話す」事と「聞く」事は表裏一体です、能動的に「書く」為には書物をよく読む必要があります。また「話す」為には人の話をよく聞く事から始まります。

 

まだまだ未熟な間は他人に流されてしまう事だってあります。

でも、いいじゃないですか。流されても。

大事なのは、頭の片隅に自分を常に客観的に見る事ができる心を意識する事ですね。

 

口説くなってしまいました、ゴメンナサイ。

それでは、また。